確認リンク

昔話をひとつ。

リンクと言えば、uniPaaSやxpaでは照会リンクが基本ですが、その昔、dbMAGICと呼ばれていたころは、「V=確認」というリンクタイプがデフォルトでした。

照会リンクと確認リンクは似たような使い方で、位置付式を使って既存データを取り出すことが目的なのですが、リンク失敗時の動作が異なります。

照会リンクはリンク失敗時にエラーで止めたい場合、ロジックエディタでエラーコマンドを記述します。そのため、予めデータビューでリンク戻り値用の変数を定義してリンクコマンドの特性にセットします。

照会リンクでは、エラーコマンドが無ければリンク失敗しても処理を継続することが可能です。

それに対して、確認リンクは、開発者がエラーコマンドを定義しなくても、リンク失敗時には自動的にエラーと判定されて進めなくなります。

このとき、エラーメッセージはステータス行にdbMAGICのシステムメッセージとして表示されていました。

時は流れて・・・。uniPaaSやxpaでは確認リンクが廃止されました。

dbMAGICの確認リンクは移行時に自動的に照会リンクに置き換えられます。

その際、戻り値用変数も自動作成されます。データビューの照会リンクの上に”RC_LNK_1″(最後の数字は連番)のような変数があれば、それです。

そして、ロジックにもエラーコマンドが自動作成されます。

エラーメッセージとして、次のような式が作成されているのが、それです。

「’レコードが見つかりません: ‘ & DbName(‘1’DSOURCE,2)」

昔のプログラムを引き継いだ開発者は「なんだろう?この謎メッセージ」と思うでしょうが、dbMAGICのシステムメッセージを自動作成した結果なので、前任者を責めないでください。


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